これが、本当に天然染料?!紅花染め

こんばんは、OREOです。
昨日は、急遽京都へ行きました。

素敵な染め屋さんを偶然ネットで見つけ、
店主が同じ”青木”さんつながりにも、
勝手に運命を感じて、すぐに連絡しました。

京都にあります、Tezomeyaさん

店主青木さんの経歴が、また面白い
なんせ、東京大学医学部保健学科を卒業されています。
興味がある方は、ぜひ店主のプロフィールを
チェックしてみてください^^

今回は、紅花体験をさせていただきました。

こちら、白生地を染めた場合の染め上がりです。

『え?天然染料なのに、この鮮やかなピンクは、何?』

「それは、木綿だからピンクになるんです。
絹だとオレンジになります。」

?!?!
『どうして素材でここまで違うのでしょうか?』

その疑問にすぐさま答える店主の青木さん。
その説明の仕方が、”化学”そのものでした。
はしょって説明すると

紅花には赤と黄色が含まれており、
赤は、アルカリ性の液に溶け出します。
(手がぬるぬるになる、キッ○ンハイター系の性質の液ですね)
黄色は普通の水によく溶けます。

ただ、決定的に違うのは、赤は絹・綿に着色可能
黄色は絹は可能ですが、綿には全く着色しません。

なぜ綿には着色しないかを、化学的根拠に基づいて
説明していただきました。

ちなみに、紅花の染色工程で行われる化学反応式は
2KOH + CO2 → K2CO3 +H2O

もう、昔のことすぎて何のこっちゃって方もいるかもしれませんので、
化学についてはこれ以上触れません。笑

ただ、私一応教育大で理科を専攻し、
中学生相手に理科を教えておりました。
ですから、その解説が面白くて面白くて。
まさか、今までの勉強してきたことや、
仕事で使っていたことが
こんなにもリンクするなんて!!

ちなみに、こちらが持ち込んだ
染色前→染色後のダブルガーゼです。

これは、もともとくすんだ色が入っていたので、
くすんだピンクに。

そもそも、なぜ天然染料は
くすんだ”もわ〜ん”とした色合いなのでしょうか。

それは、植物が持っている色素は一色ではないからだそうです。
”もわ〜ん”の原因は、いろんな色が
混ざっているということなんだそうで。
その中でも、紅花は2色の色素しかもっていないため、
とても珍しい染料。

昔の人は、天然染料しかなかったため
この珍しい蛍光カラーに憧れたんだそうです。
弱アルカリ性の洗剤で洗うと、
見事に色落ちするそうですが、
それを承知で、昔の方は使っていたそうですよ。

他にも、いっぱい知識を教えていただきました。

「どうして?」の疑問をもつこと。
それが、どんなことでも追究していく楽しさ。

これから、もっとデータを貯めて
根拠を調べながら染めと向き合います。
ちょくちょくアップしていきます。

誰かの、「へ〜、面白いな。」
になってくれたら嬉しいです。


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