どこかで不要になったものを、
アイディアと感性で”面白い”に変えよう!!
そんなふうに考えるようになったのは、
自分たちの街で起こっている身近な問題がきっかけでした。
渦のある西尾市一色町では、
日本最大級の産業廃棄物最終処分場の建設計画があります。
三河湾への環境悪化が懸念され、
私たちはそんな問題に直面し、
地域の環境保護の活動に参加しています。(Amor a Mikawawan)
「モノを大切にし、無駄に消費しない。簡単に捨てない。」
そんな意識を持つことが、第一歩だと考えました。
小さな取り組みからやってみること。
まずは、できることから。
だから、渦はこんな取り組みをしています↓
:そもそも店舗が再利用
お店は、10年以上空き家で壊そうかどうか検討されていたばあちゃんの築70年を以上の古民家です。
壊されれば、産業廃棄物、、、
しかし、生かせば渦-uzu-の立派な店舗です。
リフォームは廃材をたくさん使用し、ご近所の不用品の家具などもディスプレイとして使っています。
:染め終わったら畑へ
草木染めで使い終わった染料は、
ゴミとして捨てて処理するのではなく、畑へ埋めて堆肥にします。
これが、植物染料のいいところです。
循環できるものかどうか、
できる限り考慮しています。
:地元の農産物をチェック
玉ねぎ、ニンジン、お茶など地元の農産物で染色しています。
農家の方を訪ね、使われることのない皮や葉っぱなどを頂きます。
農産物の不要品で染色し、有効利用できないかを日々模索しています。
:捨てられる生地を救出
機屋さんや問屋さんにある残反。
いずれ産廃として捨てられそうな
使われることのない生地からも製作しています。
小ロット製作をする小さなお店だからできることです。
また、廃業された機屋さんの倉庫が壊されるとき、
捨てられる予定だった生地もなんとか使えないかと引き取りました。
有効利用を考え、商品化をしています。
:製作物からでるハギレ
製作から不要なハギレの生地がでます。
小物作りのワークショップに使ったり、
パッチワーク用の詰め合わせパックとして販売したり、
ゴミの減量化をしています。
社会で不要になるものを、利用できないか。
アイディアによって、ゴミにしない。
身近に大きな問題があるからこそ、
環境への負荷をできる限り軽減することを日々模索しています。